しべ桜の興味津々

第二の故郷隈府町の、菊池氏一族をただいま
勉強中です

戦略、戦術に加え瞬時の対応も、武将の心得とせよ

九州の真ん中辺りの盆地を領地にしていた武光、祖先の宿願成就を
目の前にして、士気は上がります。


でも一応は宮方に服した九州の諸将たちも、足利義詮󠄀のたびたびの
教書に、まず大友氏時が従い、その大友氏にさらに付く者が
出てきました。


少弐頼尚もその一人です。
大友氏とひそかに連絡を取り、兵をあげました。


武光は、少弐氏と戦うために兵を揃えます。


征西府軍として、懐良親王を奉じたからには、避けて通れぬ
相手なのです。

地震で落ちた岩です。


頼尚が行く手を塞いでるように思えます。


武光は、一族はもちろん、薩摩、大隅、日向の宮方軍を招集し
親王には、新たに、新田勢、名和勢が加わりました。
心強い味方です。


一方、少弐勢には、やはり大友氏が付き、筑前、筑後、肥前の
武家方が集まりました。


まさに、九州を二分する戦いとなるのです。


どちらに付けば生き残れるのか、地方武士たちは悩んだ
でしょうね。


例え、もう宮方と武家方と決まってても・・

高良大社は改装中でした。
ここに宮方軍は陣を張ったのです。

ここからだと、筑後川も宝満川もはっきりみえますね。


川向こうの敵の布陣もみえたはずです。

宮方四万、武家方六万の兵が睨み合いました。


ここで双方、攻撃の仕方を探りあいます。
大将である武光の、戦術、戦略はうまくいくのでしょうか。


でもきょうはここまでです。ごめんなさい。
時間がなくなりました。